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最近よく耳にするようになった終活準備について❣
終活準備ってどんな事でしょう!?
人生の終わりをより良いものにするため、事前に準備する事を意味します。 終活は、終わるための活動ではありません。人生最後まで、安心して生活するための活動です。
【終活準備】を行う事によるメリット
家族に自分の思いを伝えられる。
気が楽になった。 家族に迷惑をかけないように話し合える… など。
☆自分やご家族が健やかな気持ちで過ごすため、充実した人生を送る為の【終活準備】 こそが必要。
終活準備はいつから始めるタイミングはいつでしょうか?!
終活は、元気なうちにはじめましょう。
(元気なうちに意思共有を)
30代から始められる方もいます。 もっと終わりが、近づいて来てからでも良いと思っているうちに終活できなくなっているかも…。 時期に決まりは、ありません。思い立った時が終活スタート時期です。
エンディングノートって何でしょう?!
自身が死亡した時や、判断力、意思疎通能力の喪失を伴う病気にかかった時に希望する内容を記すノート。
例
・自身に介護が必要になった際に希望する事 ・病気になった際に延命治療を望むがのぞまないか ・財産などの情報
・プロフィール、自分史…など。
☆介護美容における終活には☆
・遺影写真撮影(今の美しさを写真に納め
ご家族様との思い出を大切に)
遺影写真撮影って何でしょう?! 遺影写真として飾ってもらえる良い写真を残したいお気持ちを大切にしています。
・エンゼルメイク(最後は、綺麗な姿で旅立って欲しい、ご家族様、御本人様の思いを大切に) など…。
エンゼルケアって何でしょう?! 亡くなった後に、今までの人生に敬意を払い次へ旅立つため亡くなった後にお化粧をします。
遺影写真撮影やエンゼルメイクは、 【人生最後の締めくくり】そして何より…【遺された人達の未来への道筋】だと考えています。
【私が強く終活準備やエンディングノートの大切さを思うには、大切な母との急な別れから感じたことがあるからです。】
私の母は、56才の時に急性心不全で急に倒れその日のうちに天国へと旅立ってしまいました。 間違いであって欲しいと思いながら、 遠方に住んでいる私は、新幹線に飛び乗り最寄り駅からどこの病院に行けば良いか確認の連絡 をしました。 ようやく繋がった電話で亡くなった事は事実で、これから葬儀場へ向うようにと言われました。 対面するまで、信じられませんでした。 ちょうど2週間前に帰省していた私に母は、メイクの仕事で雑誌に紹介されていた私の姿を見て大喜びしてくれていました。
(次、帰って来た時おばちゃんと一緒にメイクしてね) と嬉しそうに約束していたのに…
綺麗にして一緒に写真撮りたかったのに… 2日前、電話で話をした時に些細な事で口喧嘩になってしまい…またかけようと思っていたのに … まだまだ元気で長生きすると思いこんでいた私、もっともっともっと出来る事があったのに…込み上げてくるたくさんの思いと涙の中
母との約束が頭に浮かびました。
約束どおり母に綺麗にメイクをして、いつもの様に優しく綺麗な姿で送り出す事ができた事が私の中で唯一の救いで、たくさんの後悔の中で心を支えてくれている出来事です。
その時、遺影写真として使われる為に写真を選びましたがどれも以前の写真で今の母をきれいに撮ったものはありませんでした。
遺影写真を見ると、どこか違和感を感じてしまいます。 その経験をした事で、エンディングノートを準備することや遺影写真撮影やエンゼルメイクに美容で携わらせて頂く事の大切さを強く感じました。
エンディングノートを大切な家族が書いてくれたらきっと大切な形見になるはずです。
いつか必ず死ぬ時がきます。そしてそれは、いつ来るか分からない。全部叶えられるかは別にして希望を知るために、また残される家族との意志共有のきっかけになればと思い自身の経験を書かせてもらいました。
どれだけ一生懸命、看病、介護をしても必ず後悔すると言われています。その後悔を少しでも少なくするお手伝いを…
美容が灯す一筋の光として根底にあると思っています。